こんにちは。大津市まの鍼灸接骨治療院 院長の藤井です。
今年も残すところあと数週間になりました。皆さんはどんな一年でしたか?私にとって今年は刺激の多いの一年でした。
来年はどんな年になるか楽しみです。
今回は身体の骨格を支えている「インナーマッスル」についてのお話をしようと思います。
筋肉を鍛えることが体にいいことは、皆さんも知っていることかと思います。
筋肉を鍛えても「腕や股の筋肉が太くなるし、女性らいいスタイルがなくなるのは嫌だ」と、思われている方も多いのではないでしょうか。
そうゆう人に、ぜひおススメしたいのが「鍛えたい筋肉を意識する」ということです。
通常のトレーニングをおこなうとき、なにも意識しないでベンチプレスや腕立て伏せをおこなうと腕の筋肉が発達します。
じつは同じトレーニングでも筋肉を意識しておこなうと、胸の筋肉(大胸筋-だいきょうきん)が鍛えられるのでバストアップができるんです。
ウォーキングやジョギングをおこなうときも同じです。
筋肉を意識しておこなえば足が太くなることなくウエスト引き締めたり、ヒップアップを実現することはできます。
ようするにどんな運動をおこなうかよりも、どこの筋肉を意識して運動するかの方が大切なんです。
男女ともにぜひ実践していただきたいのが、日常生活でインナーマッスル(体幹を支える筋肉)を意識するということです。
インナーマッスルは姿勢を保持するために使われる筋肉をいいます。
姿勢がいいとか背筋が伸びているといいますが、インナーマッスルを意識することはまさに背筋を伸ばすことと同じなんです。
意外と背筋を伸ばしているつもりでも、正しく伸ばせていない人が多いんです。
パソコンや携帯が普及して、イスに座っているときも腰や背中が曲がっている人が多くみられます。
歩いているときに背筋を伸ばしている人も少ないのではないでしょうか。
インナーマッスルは意識しないと、知らぬ間に衰えていきます。
インナーマッスルが衰えると猫背や肩こりなどの症状が現れます。
長年放置すると腰が曲がり背骨の病気などの原因にもなってしまいます。
反対にインナーマッスルが鍛えられていると姿勢が良くなるので、それだけで若々しくみられるでしょう。
実際そう見えるだけでなく全身の血流も良くなるので、新陳代謝が活発になり疲れにくく回復しやすい身体になります。
インナーマッスルを鍛えるには、いつも姿勢をよく保つように意識することが大切なんです。
女優さんやモデルさんはインタビューを受けている姿をみると、背筋がピンと伸びてとても美しくみえます。
歩く姿も背筋が伸びて腹筋が引き締まり、とても若々しくみえますよね。
こうした姿を常にイメージしながら姿勢を意識すると、5年後10年後の健康や美しさは維持できるというわけです。
目次
座っているときの姿勢維持の3つのポイントをお伝えします・・・
1.イスに深く腰掛ける
2.つま先を内に向ける
3.アゴをひく
この3ポイントを意識して日常を過ごすと、良い姿勢が維持できます。
デスクワークや電車のなかでも、ぜひ意識して実践してみてください。
お尻の筋肉を意識してキュっとしめておくことも良いと思います。
慣れるまではつらく感じるかもしれませんが、続けていくうちにインナーマッスルが鍛えられるので自然と良い姿勢を保てるようになるので、ぜひ実践してください。
「姿勢よく保つ」
たかがそれだけのことなのですが、身体には絶大な効果があります。
じつは、インナーマッスルが鍛えられるとそれだけで基礎代謝が20%もアップするといわれています。
これはジョギング1時間以上のエネルギーに相当します。
さらにインナーマッスルはとても大きな筋肉なので、体温アップにもつながり冷え性や肩こりの改善いも役立ちます。
筋肉のなかでもインナーマッスルを鍛えることは、健康で美しい身体を手に入れるもっとも効率が良い方法なんです。
もし「運動したいけど痛くてできない」とお悩みで「集中的にインナーマッスルを鍛えたい」と、お考えの方は今すぐご予約くださいませ。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)