背骨のゆがみと病気の関係

こんにちは。滋賀県大津市にある、まの鍼灸接骨治療院の藤井です。

 

先日、メンテナンスで通われている患者様が「そういや、今年は花粉症がなかったなぁ~」とたいへん喜んでおられました。

 

結局のところ「背骨の健康」がベストな状態でたもてると、「脳と体の神経ネットワーク」が正常になることで「治る力」や「保つ力」が正しくはたらくため、つらいアレルギーでも根本から治癒できるといえます。

 

いろいろな方々のお体を診させていただくと、つくずく「人間の体はよくできているなぁ~」と感じます。

 

そこで、今回は「背骨のゆがみと病気の関係」について、お話をさせていただきます。お時間のあるときにご覧いただければ幸いです。

 

 

さまざまな病気の原因になる「背骨のゆがみ」について・・・

私たちの体には首から腰にかけて、24個の背骨があり骨盤とつながることで骨格をつくっています。

 

さらに背骨は横からみると、ゆるやかな「S字カーブ」をえがいています。

 

この「S字カーブ」はあらゆる衝撃をやわらげるはたらきがあり、歩いたり座ったりするときのバランスをとるためにも大切なものとなります。

また背骨には脳からでてくる「脊髄神経-せきずいしんけい」を、あらゆる衝撃から守るという大切な役割もあります。

 

したがって、スマホやデスクワークの影響から背骨がゆがんでしまうと「背骨の老化」もすすんでしまい、脳は「背骨のなかにある神経を守らないといけない」と判断してさまざまな形状に変化していきます。

 

さらに背骨のなかからでた神経は枝分かれして、体のすみずみまで伸びていき健康を守るためのはたらきをになっています。

「神経の3つの働き」について・・・。

①感覚神経-かんかくしんけい:痛みや熱さを感じる神経。

感覚神経がダメージをうけると、神経がのびているところで痛みやしびれを感じるようになります。

また「坐骨神経-ざこつしんけい」がダメージをうけると、つらい痛みや足先までのピリピリした感覚に悩まされるようになります。

 

➁運動神経-うんどうしんけい:体を思いどうりに動かせる。

運動神経がダメ―ジをうけると、神経がコントロールしていた筋肉まで、脳からの情報がいかなうなります。

手に力がはいらない、物がつかみにくい、足があがらない、転倒しやすくなったなどの症状があらわれます。

 

③自律神経-じりつしんけい:体のすべてのはたらきをコントロールする。

自律神経は「内臓・血管・皮ふ」などのはたらきを保つため、背骨がゆがんで自律神経がダメージをうけると、さまざまな病気のもとになるのです。

 

・心臓をコントロールしている神経がダメージをうけると、「動悸・不整脈・狭心症」などの症状があらわれます。

・肝臓をコントロールしている神経がダメージをうけると、肝臓のはたらきがおかしくなりさまざまな問題がおこりはじめます。

・血管をコントロールしている神経がダメージをうけると、血管の柔らかさがなくなり「高血圧・動脈硬化」などの問題がおこりやすくなります。

・皮膚をコントロールしている神経がダメージをうけると、アトピーやつらい湿疹などの症状があらわれます。

 

実は肩コリや腰痛などのつらい症状は、神経がダメージをうけたことによっておこる症状の一部にすぎないのです。

 

背骨のゆがみによりおこるさまざまな症状は、病院の検査ではみつかりにくいため「原因がわかりません」と診断されることも少なくありません。

 

また症状を隠しつづけるためにやみくもに薬の量だけが増ると、細胞にも栄養がいかなくなり内臓のはたらきが低下することで、皮膚のハリがなくなり若さもどんどん失われていくのです。

多くの人たちは背骨のゆがみによって内臓の病気になることや、老化がすすんでしまうことに気がついていませんが、実は背骨のゆがみは健康の問題にもっとも深くかかわっているのです。

 

したがって背骨がゆがんで神経にストレスがかかり「脳と体がおこなう情報のやりとり」が正しくおこなわれなくなることで、私たちの体にはさまざまな問題がおこることをまず理解することが大切なのです。

 

 

鍼灸や整体をおこない体のバランスを整えることで、背骨のゆがみによる「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」が解消されて、さまざまな健康問題を根本から解消することができます。ご安心ください。

 

 

「背骨のゆがみ」は、あらゆる病気の原因になる。

私たちは日ごろ、健康問題をかかえると病院へいって病名をきめてもらい、症状にあわせた薬を飲むことで問題を解消しようとします。

 

しかし、その薬が症状にあわなかったり効果があらわれず薬の量だけが増えつづけていくと、かならず「副作用-ふくさよう」という新しい問題をつくりだしてしまいます。

 

また薬を飲んで症状を隠しつづけることで、気がつかないうちに状態を悪化させてしまうことも少なくありません。

現代医学では今までに、1万8360種類にもなる病気をみつけてきました。それらの病気にたいして数十万個ある薬のなかから、症状にあった薬をお医者さんが一つだけ選んでくれます。

 

しかし、もしお医師さんが症状にあわない薬を選んでしまったり、症状を隠しつづけるために薬の量を増やしつづけると副作用などの問題がでてきます。

 

鍼灸や整体をおこない背骨のゆがみを整えていれば、脳と体がおこなう情報のやりとりが正しくおこなえることでホルモンバランス(自然につくられる薬)がよくなり、あなたの体が生まれつきもっている「治る力」を最大限に活性化させることができます。

 

私たちの体に備わっている「治る力」は、どれだけ新しい薬よりも安全かつ完璧に病気を治すことができるのです。

私たちの脳は体のなかでおこってる全ての情報を把握する力をもっていて、病気を治すためにはどれくらいの薬が必要なのかをすでに知っているのです。

 

したがって、体のなかで自然につくられた薬であれば症状に合わないということもありません。また適切な量の薬(ホルモン)を傷ついた細胞へはこぶことで、病気を完璧に治すことができるのです。

 

したがって、体がもっている「治る力」が最大限に発揮されれば、あらゆる病気を完璧に治すことができるのできるだけでなく副作用などのいらぬ心配もしなくてすむのです。

 

 

 

「治る力」と薬について。

私たちの体にもともと備わっている「治る力」は自然治癒力ともいわれます。

 

最近になって、ようやく医学のなかでも自然治癒力の大切さが注目されるようになってきました。

 

「ガン・自己免疫疾患・高血圧・糖尿病」などの病気が、人工的につくられた「化学物質(薬)・手術・放射線」などの治療では治らないことがわかっているのです。

人工的につくられた薬は、その効果が強いほど細胞を傷つけてしまうため、副作用によりもともとあった体力を奪っていくリスクがあるのです。

 

症状を隠しつづけるために薬の量が増えつづけると、神経システムのはたらきが鈍くなることで「治る力」も低下してしまい、治るはずの病気ですら治らなくなることもあるのです。

 

偉大な治療家たちは、こんな言葉を残しています・・・

教育された知能は間違いをおこすが、持ってうまれた自然治癒力はけして間違いをおかさない。

教育された知能により作りだされた薬は副作用をおこすことがあるが、体がもっている「治る力」がつくりだす薬は副作用をおこすことはない。

まさに自然治癒力こそが、自然の一部であり人間にとって最高のドクターである。

 

ようするに「教育された知能」とは科学や医学によりつちかわれた知識であり、「教育された知能」によってつくりだされた薬とは化学的に合成されたものとなります。

 

「自然につくられる薬」とは体のなかでつくられるホルモンや免疫細胞のことであり、これこそが「治る力」を高めるために必要なものとなります。

 

どんなに新しい薬やワクチンができたとしても、体のなかの「治る力」が正しくはたらかないかぎりは、細菌やウイルスからも身を守ることはできません。またガン細胞などの異常も治すことはできないのです。

どれだけ高度な手術をおこなっても、「治る力」がはたらかなければもと通りに戻ることもありません。

 

背骨のゆがみが整うことで「脳と体の神経ネットワーク」が正しくはたらくようになると、体のなかで起こっているすべての情報が脳に正しく伝えられるため、健康を維持するために必要な情報が脳からの体のすみずみまでいきわたります。

 

たとえば指を切ってしまったとしても、私たちの「治る力」は出血をとめるためにトロンビンという物質を傷口まで運んで傷を自然に治してしまいます。

 

火傷をしたり、水ぶくれができたりしてもまた新しい皮膚をつくる力があるのです。

私たちの体はトラブルがおきたときには、瞬時に状態を見極めてすばやく治すための力があるのです。

 

傷ついた細胞を治すために必要なすべての材料や薬をつくりだして、必要とされている場所まですばやくとどけることができるのです。

 

この自然治癒力こそが、私たちがもっとも頼りにするべき最高の名医なのです。

 

 

「治る力」は年老いても変わらない。

年齢とともに体力の衰えを感じはじめると「もう年だから仕方ない・・・」と、大好きだった趣味やスポーツをつづけることをあきらめる方がたいへん多くなります。

 

しかし、体に備わっている「治る力」はどんなに高齢になっても、生きているかぎり備わっていることを忘れてはいけません。

 

私たちの脳は24時間休むことなく、あなたの体が健康でいられるようにはたらきつづけています。これは本当に素晴らしいことなのです。

高齢になるほど病気になりやすくなったり、病気が治りにくくなるのは生活のなかで背骨がゆがんで、「脳と体の神経ネットワーク」のはたらきが低下しておこる現象なのです。

 

自宅に引きこもり悪い姿勢のまま過ごしていたり、転倒などのケガにより背骨がゆがんだまま放置していると、「背骨の老化」がすすんでしまい「治る力」はどんどん低下してしまいます。

 

あらゆる病気は「薬を飲んだから治った。整体をしたから治った。」のではなく、あなたの神経システムが正しくはたらくことで「体の内側から治っていくんだよ~」ということをご理解いただければ幸いです。

鍼灸や整体をおこない背骨のゆがみをあるべき状態へ整えることで、「脳と体の神経ネットワーク」の流れが正常になるため、「本当の健康」をとり戻すためのお手伝いをさせていただくことができます。ご安心ください。

 

つらい健康の問題により「どこへ行っても良くならない・・・」とお悩みの方は、当院のトータル治療を受けてみてください。

あなたのお悩みを根本から解消するための、お役に立てると思います。

 

背骨のゆがみと病気の関係

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)

 
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