不整脈でお悩みのあなたへ

今このホームページをご覧になっているということは、不整脈により「安静にしているのになぜか動悸がする」と悩んでおられるのかもしれません。または「仕事中に心臓がバクバクして息苦しくなる」と不安を感じておられるのかもしれませんね。ご安心ください。
体のバランスを整えることで不整脈を根本から改善することができます。あなたが「息切れや動悸を改善したい」と真剣にお悩みなら、ぜひこのページを最後までお読みください。
一般的な不整脈にたいする治療

不整脈とは「心臓のリズムが安定していない状態」をいいます。正常な心臓であれば1分間に60~100回のリズムで動いていますが、不整脈になるとこのリズムが乱れてしまうのです。
2つの脈についてご説明します。
- 頻脈:安静にしていても1分間に100回以上の拍動
- 徐脈:安静にしていても1分間に50回以下の拍動
頻脈になると「激しい動悸」や「胸が締めつけられる」ような症状があらわれ、徐脈になると「疲労感」「息苦しさ」「めまい」「ふらつき」「意識が遠くなる」などの症状があらわれます。
一般的には抗不整脈薬や安定剤、カテーテルなどによる治療が行われますが、治療中は症状が落ち着いていても、治療をやめると再発してしまうケースも少なくありません。
不整脈の原因と症状

不整脈がおこる原因は「生活習慣」「運動不足」「ストレス」「加齢」などが挙げられますが、もっとも深く関係しているのは心臓のはたらきです。
私たちの心臓はポンプのように働き、酸素や栄養をふくんだ血液を体のすみずみまで送りつづけています。心臓から血液が送り出されるときに血管に伝わるリズムのことを「脈」といいます。そのため心臓に何らかの異常があると、脈のリズムが乱れて不整脈が起こるようになります。
心臓が正常なリズムで動くためには自律神経のはたらきが欠かせません。しかし体のバランスがゆがむと「脳と心臓をつなぐ神経ネットワーク」が乱れ、心臓のリズムが不安定になって不整脈があらわれはじめます。
神経システムが乱れて環境の変化にうまく適応できなくなると、ストレスを感じたときに「胸がドキドキする」「呼吸が浅くなる」といった不調も出やすくなります。
カイロプラクティックをおこない体のバランスを整え「関節のひっかかり」や「神経のダメージ」を解消することで、神経システムが正しくはたらくようになり不整脈は根本から改善することができます。ご安心ください。
不整脈がおこるメカニズム

私たち人間は「日中は活動をおこない 夜にはゆっくり休む」という自然のリズムのなかで生活しています。体の中で、環境の変化にあわせてさまざまな変化がおこる事で健康が維持されています。
➀ 朝目覚めると交感神経のはたらきが活発になり「血圧の上昇」「血糖の上昇」「脈拍の上昇」などの変化がおき、体を元気に動かすことができます。
➁ 夕方になると副交感神経のはたらきが活発になり「血圧の低下」「血糖の低下」「脈拍の低下」などの変化がおき、ゆっくり休むことができます。
これらの生命活動をおこなうためには自律神経によって保たれる、あるべき「心臓のリズム」が欠かせません。しかし体のバランスがゆがんで神経システムに悪影響が出ると、脳と心臓がおこなう情報のやりとりがうまくいかなくなり不整脈があらわれはじめます。
したがって不整脈の症状が出ているときは「体のバランスが乱れている」という、あなたに向けられたSOSのサインでもあるのです。不整脈を根本から改善するためには「体の中のはたらき」に意識を向けることが大切です。
不整脈がおよぼす悪影響

不整脈をかかえていると、運動時に動悸が起こりやすいため「心臓がバクバクするから今日は安静にしておこう」と日常のささいな行動を避けるようになる方が少なくありません。しかし運動不足が続くとさまざまな健康問題をかかえるリスクは一気に高まってしまいます。
また不整脈をかかえている方の多くは高血圧などの健康問題をあわせ持っておられます。かつては「年齢+90」までの血圧が正常とされていたものが、 2000年ごろからわずか数年の間に 正常値が50mmHgも引き下げられました。薬の効能により血のめぐりが悪くなりすぎると、脳まで栄養が届かなくなることで健康被害を招く恐れもあります。
さらに不整脈を改善するために処方された薬にも「副作用による不整脈の悪化・心筋の筋力低下・肝臓機能の低下・消化器のトラブル・血圧の低下」などのリスクがあることを忘れてはいけません。「薬の副作用について十分な説明を受けていない」という方や「10年以上おなじ薬を飲みつづけている」という方は 一度医師に相談されることをおすすめします。

鍼灸やカイロプラクティックをおこない関節のひっかかりや神経のダメージを整えることで 体全体のバランスが整い、不整脈を根本から改善しやすい状態へ導くことができます。ご安心ください。
※減薬はかならず主治医のご指導のもとでおこなってください。
薬の量が増え続け 副作用にお悩みの方には「クレニオセラピー」もおすすめです。
当院での不整脈治療の流れ

不整脈といっても人により原因や症状はさまざまです。なかなか良くならないストレスの多くは体がゆがんでしまい「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」などの根本原因が解消できていない方がたいへん多くおられます。
また「体がゆがんでしまう背景」などをしっかり見極めないと、お悩みを根本解消するための「正しい治療方針」をたてることもできません。したがって、まずはお話をさせていただき、あなたが「悩んでいること」を聞かせていただきます。

まずはさまざまな検査をおこない「施術がおこなえる状態であるか」を見極めていきます。さらに背骨を中心とした「全身のバランス」や「骨格の評価」などをおこない、つらい不整脈がおこる根本原因を見極めていきます。

「体のバランス」を整えていくことをアジャストメントといいます。アジャストメントをおこない根本原因を解消することで、あなたの体にもともと備わっている「健康を維持する力」や「病気を治す力」がはたらくようにうながしていきます。
薬に頼るのではなく、体の内側から自然に回復する力を引き出すための大切なプロセスです。

アジャストメントのあとには、そのままベッドで10~15分ほどゆっくりとお休みいただきます。
この時間は、アジャストメントによって刺激を受けた神経が落ち着き、傷ついた細胞を修復するための情報が脳に正しく伝わるようにする、大切なプロセスです。
施術の効果をしっかりと引き出すためにも、この安静の時間を大切にお過ごしください。

体のバランスを整えることで、ケアの効果を最大限に引き出せるよう、施術後には生活面でのアドバイスもさせていただいています。
必要に応じて、施術効果をより高めるための生活習慣の改善方法などもわかりやすくお伝えいたしますので、ご不安な点や気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。
私たちの背骨は、神経を守るプロテクターのような役割を果たしています。
その背骨は、日々の生活スタイルに応じて、神経を保護するために少しずつ形を変えていく特性があります。
レントゲン画像を評価することで、これまでどのような生活環境や姿勢のクセのなかでダメージを受けてきたのかが見えてきます。
それにより、あなたにとって最適なケアプランを立てるための、非常に重要な手がかりとなります。
過去6ヵ月以内に撮影されたレントゲン画像をお持ちの方は、骨格の評価時に大変役立ちますので、初回のご来院時にご持参いただけるとスムーズです。
なお、私たちは医師ではありませんので、「診断」や「病名の決定」は行っておりません。
あくまで、体のバランスや骨格の状態を評価し、最善のケアをご提案することが私たちの役割です。
不整脈に対する施術
カイロプラクティック
さまざまな検査データや身体の状態をもとに、体全体のバランスを丁寧に見極めながら、背骨や骨盤のゆがみを本来あるべき位置へと整えていきます。
これにより、「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」が解消され、つらい肩こりを根本から改善へと導くことが可能になります。
また、腰のバランスが崩れることで首のゆがみにつながっているケースも多く見られるため、当院では全身のバランスを確認しながら、局所的ではなく「全体を整える」という視点で施術を行っていきます。
体のゆがみが整うことで、あなたの体に本来備わっている「健康を保つ力」や「自分で治す力」がしっかりと働きはじめ、長年悩んできた肩こりの根本改善につながっていきます。

鍼灸
鍼灸治療にはさまざまなアプローチ方法があります。あなたの不整脈がおこる原因が体の中にある時は、経絡の流れをもとにした「東洋医学的アプローチ」をおこないます。体のゆがみが慢性化している時には、筋肉のバランスにもとづいた「西洋医学的アプローチ」をおこないます。
鍼灸をおこなうことで「気血津液」や「血液の流れ」が良くなり、体の芯からリラックスすることができます。
