腰椎分離症・すべり症でお悩みのあなたへ
今、このホームページをご覧になっているということは腰の痛みやシビレで思うように歩けなかったり、大好きだった趣味を諦めるしかないとお悩みなのでしょうか。もしくは、リハビリやマッサージに通っているけど症状がよくならず手術を検討され、なんとか日常生活をやり過ごしている状態なのかもしれませんね。
ご安心ください。当院には、病院や他の治療院では満足に症状が改善されない患者様が数多く来院されます。病院では「手術しかない」といわれた症状であっても状態を悪化させている原因を見極め、的確な治療や正しい管理をおこなえば、手術を回避して不自由なく日常生活を送ることは可能です。あなたが、分離症・すべり症の症状でつらい思いをしていたり手術しかないとお悩みなら是非、最後までお読みください。
腰椎分離症・すべり症とは
腰椎分離症・すべり症とは、腰の背骨に負担がかかり疲労骨折をおこした状態です。スポーツ選手や部活動をおこなっている発育期の若者に起こりやすく、疲労骨折が進行するとしびれなどの神経症状が現れます。
一般的には、手術をしなくてもスポーツ復帰は可能ですが、歩行障害や排尿障害の症状が現れたり、あまりにも日常生活に支障がある場合は手術が必要です。また、疲労骨折まで進行していない初期には、安静にしているだけでも自然治癒が期待できるため、早期発見がとても大切です。
腰椎分離症・すべり症の原因
腰椎分離症・すべり症になる原因の多くは、野球のバットを振るような動作(腰を反りながらねじる)を繰り返すことで起こります。大人になるにつれパワーのある筋力が増えて身体は強く逞しくなりますが、筋力がついたぶん身体の柔軟性が失われることが多くあります。そのため、コンディションの調整不足になると疲労骨折のリスクを高めてしまいます。
また、脊椎(せきつい)の病気の多くは、座ったり寝たりといった日常生活の負担が蓄積されることが原因でおこります。手術をせずに症状が良くなった場合でも根本原因である生活習慣が改善されないと、再発する可能性があるため適切な管理が大切です。
症状が全身へ及ぼす悪影響
腰が痛くてつらい状態が続くと「悪くなったら嫌だから外出はやめておこう」「寝ておこう」と、日常の何気ないことを控えることが多くなっているのではないでしょうか?疲労骨折になる前には、安静にすることが一番大切です。
しかし、自然治癒後も再発を恐れて動くことが少なくなったり、ぎこちない動作を繰り返すと体幹を支える筋肉(インナーマッスル)や下半身の筋力が弱くなり、姿勢が悪くなるため再発リスクを高めてしまいます。
当院のトータル治療は、これらの問題に対して的確にアプローチをおこなうため、身体の根本から症状を改善して再発を予防することが可能です。長年マッサージやリハビリに通い続けてその場しのぎをしている方には、特にオススメです。
腰椎分離症・すべり症の手術
腰椎分離症・すべり症の症状がつらく日常生活が過ごしにくい場合は、手術(除圧・固定)をおこないグラグラになった関節を適切に処置することが大切です。
しかし、手術をおこなうと症状は楽になりますが、状態を悪化させていた生活習慣が改善されていないかぎり症状が進行する可能性はあります。「手術をしたから終わり」「手術をしなかったから大丈夫」なのではなく、状態が悪化・再発しないように身体のバランスを整え生活習慣を見直しながら、適切な管理をおこなうことが大切です。
当院での腰椎分離症・すべり症の治療
1.問診
腰が痛いといっても原因や症状は様々です。腰椎分離症・すべり症の初期には、安静にしているだけで自然治癒するため状態を正しく見極めなければいけません。その他にも生活習慣の癖や環境をしっかりと把握しないと正しい治療方針をたてることができません。まずはしっかりとお話をお聞きすることで、あなたの腰が痛くなる原因や生活環境を把握して「なぜ腰が痛くなるのか」「状態を悪化させている原因は何か」を見極めていきます。
2.検査
視診
痛みを回避するような姿勢や歩き方をしていないか?症状が歩行や姿勢にどこまで影響しているのかを観察します。
触診
一番痛みを強く感じる部位を、慎重に確かめていきます。痛みの最大圧痛点を把握することで、その場所にはどういった関節や筋肉、神経があるのかを予測することができるため、状態を把握するための重要な判断材料になります。
関節可動域
「腰が痛い」という状態を我慢しながら過ごしていると、身体が固くなり関節は本来の正常な動きを失ってしまいます。痛みを我慢しながら日常を過ごし続けると、身体のバランスが壊れていき関節の動きは悪くなっていきます。
固定
疲労骨折をおこし関節がグラグラして不安定な場合は固定をおこない、腰を安定させることが大切です。
総合運動動作
関節の動きを複合した、簡単な動作をおこなっていただきます。身体は上下左右とバランスを保ちながら連動しているため、痛みを回避する不自然な動作が身につくと、正常に動かせていない関節の動きを他の関節で補うという代償動作が現れます。すると、正常に動かせていない関節や筋肉が弱くなり、身体のバランスは壊れていきます。総合運動動作を分析することで痛みが身体全体のバランスにどのような影響を与えているのかを見極めていきます。
X-Scan
お身体の状態を目でみてわかるように状態を数値化します。疲労骨折を おこす方の多くは、栄養が不足している状態でトレーニングやスポーツを頻繁におこなっていることが多くあります。全身状態や栄養バランスを分析することでお身体の状態を見極めます。
3.治療
鍼灸
鍼灸治療には、東洋医学的なアプローチ方法と西洋医学的なアプローチ方法があります。腰痛の原因が身体の中の問題である場合は、経絡の流れを考慮したツボを選択する東洋医学的なアプローチをおこないます。原因が筋肉や関節である場合は、運動連鎖や身体のバランスを考慮した部位に、鍼灸をする西洋医学的なアプローチをおこないます。原因を見極めて、患者様の身体に合わせた方法を選択していきます。
整体
鍼灸治療には、東洋医学的なアプローチ方法と西洋医学的なアプローチ方法があります。腰痛の原因が身体の中の問題である場合は、経絡の流れを考慮したツボを選択する東洋医学的なアプローチをおこないます。原因が筋肉や関節である場合は、運動連鎖や身体のバランスを考慮した部位に、鍼灸をする西洋医学的なアプローチをおこないます。原因を見極めて、患者様の身体に合わせた方法を選択していきます。
一般的に荷重側に痛みの原因があると思われがちですが、関節は荷重されることで正常に動くように作られているため非荷重足に症状が現れることが多くあります。痛みを感じると悪い側の関節に体重をかけなくなるため非荷重足となり、関連する他の組織に悪影響を及ぼします。