腰椎分離症・すべり症

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腰椎分離症・すべり症にお悩みのあなたへ

今このホームページをご覧になっているということは、つらい腰痛がひどくなり「痛みやしびれで動けない…」とお悩みなのでしょうか。痛み止めを飲みながらリハビリに通い、なんとかやり過ごしているのかもしれませんね。おつらいと思います。ご安心ください。

症状の原因を見極めて体のバランスを整えることで、つらい痛みやしびれを根本から解消することができます。あなたが「つらい症状をどうにかしたい…」と真剣にお悩みなら、ぜひこのページを最後までお読みください。

一般的な分離症・すべり症の治療

日本人の約5%、そしてスポーツ選手の30~40%が分離症をかかえているといわれています。子供の頃から体のバランスがゆがんだまま「腰をねじる動作」をくり返すことで背骨にダメージが蓄積し、分離症が起こることがあります。また、成長とともに分離症がすべり症へと進行し、大人になってから腰痛や足のしびれなどの症状が現れるケースも少なくありません。

一般的な分離症・すべり症の治療では、痛みをやわらげる薬、筋肉のこわばりをゆるめて血流を促す薬、神経の回復をうながすビタミン剤などが病院で処方されます。また、腰への負担を軽減するためのコルセットやブロック注射が行われることもありますが、つらい痛みやしびれが根本的に解消されることはほとんどありません。

分離症・すべり症の原因

大人になるにつれて「パワーのある筋力」がつきはじめ、肉体は強く逞しくなります。しかし、加齢とともに「体の柔軟性」は失われてしまうことも少なくありません。分離すべり症に悩んでいる方の多くは、体のバランスがゆがんだまま「体幹を捻じる動作」や「過酷な肉体労働」をくり返すことで、症状があらわれはじめます。

また「背骨におこる健康問題」をかかえる多くの人たちは、日常生活のダメージが蓄積されて「体のバランス」がゆがみきっているため、激しい動作をおこなったときに分離すべり症を発症するリスクが高くなってしまうのです。

成長期における分離症は、運動を中止して安静にしているだけでも94%の確率で自然治癒するといわれています。したがって、子供たちが腰痛を訴えているときには、正しく状態を見極めてあげることがとても大切になります。

鍼灸やカイロプラクティックをおこない「体のバランス」を整えることで、コンディションを良好に保ちながら分離すべり症のつらい症状を根本から解消することができます。ご安心ください。

分離症・すべり症による症状

体のバランスがゆがみきり、背骨にダメージがかかりつづけると、分離症・すべり症がおこり神経がダメージを受けるようになります。するとお尻や足にしびれや痛みなどのつらい症状があらわれます。さらに状態が悪化しつづけると、足先の感覚が鈍くなり筋肉が細くなって力が入らなくなります。

また自分の意思でトイレをコントロールできなくなる排尿障害などの重篤な症状があらわれることもあります。

歩いているときにつまずいて転倒しやすくなる脊髄症になるまで状態が進行すると、立ち仕事や移動の多い職種では休職や転職を余儀なくされるリスクも高まります。

現代医学では分離症・すべり症が悪化しきる前に、神経のダメージをやわらげるための外科的な処置がおこなわれますが、体のバランスがゆがみきったままだと手術をしてもつらい症状が根本から解消しないこともあります。

鍼灸やカイロプラクティックをおこない背骨のゆがみを整え、症状と原因の両方にアプローチすることで、つらい腰痛を根本から改善することができます。「どこへ行っても良くならない…」とお悩みの方には、当院のトータル治療が特におすすめです。

分離症・すべり症の手術

分離症・すべり症の症状が悪化して神経にダメージがかかりつづけると、「歩行障害‐歩くことがぎこちなくなる」や「直腸膀胱障害‐トイレの調節がコントロールできない」などの重篤な症状があらわれることがあります。日常生活に支障が出ているときには、手術(固定術)が選択されることもありますが、一時的に症状がやわらいだとしても、根本原因が解消されていなければつらい痛みがぶり返すことは少なくありません。

また一般的におこなわれる「背骨の手術」の成功率は約60~80%といわれており、「感染症のリスク」や「神経が傷つくリスク」などがともないます。さらに手術を重ねるごとに成功率は低下しつづけ、患者さんの「体のバランス・体力・年齢・基礎疾患・生活習慣」などの影響をうけて、手術の成否が大きく左右されることもあります。

そのようなつらい状態が長くつづくと、「健康問題をかかえたまま社会生活をおくらなければならない」というリスクが高まる原因にもなってしまいます。

したがって「手術をしたから症状が100%解消して、すべての問題が解決する」というわけではないことを、よく理解しておく必要があります。

まずは鍼灸やカイロプラクティックをおこない、体のゆがみを整えながら負担のかかる生活習慣を見直すことで、つらい症状の改善をめざすことをオススメいたします。

当院での分離症・すべり症の治療の流れ

STEP
問診

分離症・すべり症といっても、人により原因や症状はさまざまです。なかなか良くならない腰痛の多くは、体がゆがんでしまい、関節のひっかかりや神経の圧迫などの根本原因が解消できていない方がたいへん多く見られます。

また体がゆがんでしまう背景をしっかり見極めないことには、お悩みを根本から解消するための正しい治療方針を立てることもできません。したがって、まずはお話をうかがい、あなたが悩んでいることをお聞かせいただきます。

STEP
検査

まずは、さまざまな検査をおこない施術がおこなえる状態であるかを見極めていきます。さらに、背骨を中心とした全身のバランスや骨格の評価などをおこない、つらい腰痛がおこる根本原因を探っていきます。

STEP
アジャストメント

体のバランスを整えていくことをアジャストメントといいます。アジャストメントをおこない根本原因を解消することで、あなたの体にもともと備わっている健康を維持する力や病気を治す力がはたらくようにうながしていきます。

STEP
安静

アジャストメントをおこなったあとは、そのままベッドで10~15分ほど休憩していただきます。これはアジャストメントによって傷ついた細胞を修復するための情報を脳までしっかり届けるために、とても大切な時間となります。

STEP
説明

体のバランスを整えることでケアの効果が最大限に発揮されるよう、アドバイスをさせていただきます。また必要に応じて、施術効果を高めるための生活習慣の改善法などもお伝えします。

レントゲンの評価について

私たちの背骨は、神経を守るプロテクターのような役割を果たしています。
その背骨は、日々の生活スタイルに応じて、神経を保護するために少しずつ形を変えていく特性があります。

レントゲン画像を評価することで、これまでどのような生活環境や姿勢のクセのなかでダメージを受けてきたのかが見えてきます。
それにより、あなたにとって最適なケアプランを立てるための、非常に重要な手がかりとなります。

過去6ヵ月以内に撮影されたレントゲン画像をお持ちの方は、骨格の評価時に大変役立ちますので、初回のご来院時にご持参いただけるとスムーズです。

なお、私たちは医師ではありませんので、「診断」や「病名の決定」は行っておりません。
あくまで、体のバランスや骨格の状態を評価し、最善のケアをご提案することが私たちの役割です。

分離症・すべり症に対する施術

カイロプラクティック

さまざまなデータをもとに「体のバランス」を正しく見極めて、背骨や骨盤のゆがみをあるべき状態へと戻します。すると「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」が解消されることで、腰痛を根本から解消することができます。

また、腰のバランスが崩れることで首のゆがみにつながっているケースも多く見られるため、当院では全身のバランスを確認しながら、局所的ではなく「全体を整える」という視点で施術を行っていきます。

体のゆがみが整うことで、あなたの体に本来備わっている「健康を保つ力」や「自分で治す力」がしっかりと働きはじめ、つらい腰痛の根本改善につながっていきます。

鍼灸

鍼灸治療には、さまざまなアプローチ方法があります。あなたの腰痛がおこる原因が体のなかにあるときは、経絡の流れをもとにした「東洋医学的アプローチ」をおこないます。体のゆがみが慢性化しているときには、筋肉のバランスにもとづいた「西洋医学的アプローチ」をおこないます。

鍼灸をおこなうことで「気血津液」や「血液の流れ」が良くなり、体の芯からリラックスすることができます。

  • インターネットでのご予約は、12時間後からご利用できます。
  • お電話でのご予約、変更、キャンセルは077-571-6077までお願いいたします。
  • 当日のご予約、ご予約の変更は、受付時間内にお電話にてお願いいたします(月・火・水・金・土/9:00~20:00)
  • 当日のご予約になりますと「ご希望のお時間」に添えない場合もあります。なるべく前日までにご予約くださいませ。
  • ご予約のキャンセルは、かならず前日までにご連絡ください。当日キャンセルや無断キャンセルは、他の患者さんのご迷惑になりますのでキャンセル料金を頂戴いたします。

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)

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