「椎間板の悪化」と「脊椎メンテナンスの重要性」について

こんにちは。大津市まの鍼灸接骨治療院 院長の藤井です。

 

6月に入り梅雨入り前ということもあって少し肌寒い日などもありますね。どうぞ、体調管理にはお気を付けください。

 

本日のお話のテーマは、当院でおこなう整体(カイロプラクティック)についてです。少し専門的なお話になりますので、お時間のある時にご覧になられると良いかと思います。

当院が導入している、このベッドはアメリカから導入した「脊椎-せきつい」を治療するための専用ベッドです。

カイロプラクティックは、1895年のアメリカでダニエル・デビット・パーマーにより誕生した脊椎治療に特化した手技療法をいいます。彼はもともと電気治療師として生計をたてていました。ある日、彼が働くオフィスの掃除員だったハービー・リラードが17年間も耳が聞こえないことを知り脊椎のズレを矯正することでリラードの聴力は奇跡的に回復しました。

これをきっかけに、パーマーは「脊椎の機能異常が人体のあらゆる問題を低下させて、病気を引き起こす」ということを発見しました。ギリシャ語で「Chiro-手 ・ Practic-治療」と命名され、現在では世界40ヵ国以上の国で病気を予防するための脊椎ヘルスケアとして、医療の一部に取り入れられています。

 

陸上オリンピック選手などは、レース前に脊椎治療をおこない全身を整えてから試合にのぞむことも多いそうで、脊椎治療専門家はオリンピックのチームドクターとして同伴すことも多いようです。

そして、世界中の著名人もカイロプラクティックケアを受けられています。

・アーノルド・シュワルツェネッガ-

・タイガー・ウッズ

・マイケル・ジョーダン

・スティーブン・セガール

・ホイットニー・ヒューストン

・マドンナ

・ウサイン・ボルト

・モハメド・アリ

・シルベスタ・スタローン

他にも数々の著名人が、カイロプラクティックケアを受けられています。

 

そして、このカイロプラクティックは背骨のズレ(サブラクゼーション)という状態を治療して、本来身体に備わっている自然治癒力を最大限発揮させることを目的としております。

本来、身体には自然治癒力があり薬や手術に頼らずとも自分の力で病を治す力をもっています。しかし、脊椎サブラクゼーションがおこることで脳から身体への神経伝達が上手くいかなくなり、自然治癒力が低下することで様々な悪影響が身体に現れます。

 

脊椎にサブラクセーションがおこり、関節に負担が蓄積されることでおこる病気が「腰痛・ヘルニア・すべり症・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛」です。

図1

本来、人間の脊柱(背骨)は図1のようなS字状の湾曲を保っていることで、頭部からの重力は脊椎で緩和され骨盤部で左右均等に分散することができます。

しかし、日常生活習慣(座る・寝る・歩く・立つ)といった何気ない負担のかかる習慣の積み重ねによって姿勢が悪くなり脊椎サブラクセーションをおこし椎間板の状態が悪化してしまうと、脊椎疾患を発症する可能性が高くなります。

 

そして、この姿勢が悪くなる根本原因は体幹を支える筋肉(インナーマッスル)の筋力低下なのです。

図2図3

インナーマッスルは別名「腸腰筋-ちょうようきん」といわれ、上半身と下半身を連結している大切な筋肉でもあります。この筋肉が弱くなると、姿勢を支えられず腰が曲がるため猫背などの原因にもなります。

すると、身体のゆがみが進行して椎間板に負担が蓄積されていきます。

 

 

 

椎間板の段階的な悪化・・・

背骨のゆがみ(サブラクセーション)は加齢とともに、4段階で悪化していくことがわかっています。

第1段階:誕生~20歳

第2段階:20~40歳

第3段階:40~65歳

第4段階:65歳以上

このような段階で背骨の状態は悪化していきます。

出来るだけ早い時期に背骨のゆがみ(サブラクセーション)を治療して、青年期や成人になるにつれて悪化する骨の退化を予防することが大切です。

このような状態を放置してしまうと骨の癒着がすすみ動きが悪くなり、高齢になる頃には骨の癒着が起こり回復が難しくなります。

図4図5

 

正常な脊椎の定義「脊椎S字カーブが正常・正常な軟部組織・関節可動域制限なし・神経圧迫なし」

 

➀D1 急性期

むち打ち、ギックリ腰などで椎間板に損傷が起こり膨張している状態。

炎症により神経が刺激されるため痛みをともないます。

脊椎治療で痛みが治まり、椎間板スペースは改善します。

 

➁D2 6カ月 :椎間板変性が進行する。

サブラクセーションが6カ月~2年放置されている状態。

椎間板スペースが減少。関節バランスが悪くなり、髄核が前方移動する。

定期ケアにより椎間板スペースは改善します。

 

③D3 2~5年:椎間板変性がさらに進行する。

サブラクゼーションが2~5年放置されている状態。

椎間板スペースが著しく減少。関節のバランスが悪くなり、髄核が前方移動する。

定期ケアにより椎間板スペースは改善します。

 

④D4 5~10年:椎間板変性が慢性化した状態。

サブラクセーションが5~10年放置されている状態。

椎間板の水分は放出され、椎間板スペースは2/3まで減少し、骨の変形がはじまる。

関節可動域制限がはじまり痛みによる、筋肉の緊張による防御反応がはじまる。

脊椎ケアにより変形した骨は変化しないが、神経機能は改善する。

 

⑤D5 10~15年:椎間板変性が慢性化して悪化した状態。

サブラクセーションが10~15年放置されている状態

椎間板の水分が放出されて、椎間板スペースは2/3まで減少し、骨の変形が進行する。

関節可動域制限が進行し痛みによる、筋肉の緊張による防御反応が悪化する。

脊椎ケアにより変形した骨やスペースは変化しないが、神経機能は改善する。

 

⑥D6 15年以上:椎間板変性が慢性化した最終ステージ。

サブラクゼーションが15年以上放置されている状態。

椎間板の水分が放出されて、椎間板スペースはほぼ消失し骨癒合を起こす。

関節可動域制限が著しく進行し、筋肉の緊張による防御反応がMAXになる。

脊椎ケアにより変形した骨やスペースは変化しないが、神経機能は改善する。

 

かなり専門的になってしまいましたが、このような段階を経て少しずつ脊椎の状態が悪化すると病気になってしまいます。

しかし、ご覧のように脊椎サブラクセーション(背骨のズレ)がはじまる比較的初期(急性期~5年以内・D1~D3)に、適切な脊椎ケアをおこなうことで椎間板変性を予防することができます

 

当院では骨格・神経・筋肉に対して効果的な治療を組み合わせたトータル治療をおこなっております。あなたがお身体の不調でお悩みで、どうしてよいかわからず不安になられているようでしたら当院へご相談ください。全力でサポート致します。

 

「椎間板の悪化」と「脊椎メンテナンスの重要性」について

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)

 
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