こんにちは。大津市まの鍼灸接骨治療院 院長の藤井です。
本日お天気も雨ですね。先日の台風で関東を中心に、被害状況が明るみになってきているようです。被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
この数年は毎年、自然災害に見舞われているので私たちも備えが必要ですね。
さて今回は「老けたくないな~」と悩みの方に、身体の老化を予防するための大切な3つのポイントをお伝えしたいと思います。ぜひ、日常の運動習慣にご活用くださいませ。
いつまでも若々しく健康でいるために、どの運動をどの程度すれば良いかわからないですよね?
どんな運動をするかで大切なポイントが3つあります。
1.『無酸素運動-筋トレ』と『有酸素運動-散歩・ウォーキング等』の両方をおこなう。
2.上半身よりも下半身を鍛える(特に腸腰筋)
3.永続的に運動をおこなう。
これらのことを意識した運動を継続することが、健康寿命を伸ばす一番の近道といえます。
今からこれらの内容を詳しくご説明いたします…
➀『無酸素運動-筋トレ』と『有酸素運動-散歩・ウォーキング等』の両方をおこなう。
有酸素運動に関しては、ウォーキングをおこなうことが大前提です。他にも、ジョギング・水泳・水中ウォーク・サイクリング・エアロビックス・ヨガでもおこなうことができますが、自分に合えばどれでも良いと思います。
これらの中でも、とくに水泳と水中ウォークはオススメです。
水の抵抗に逆らっておこなう運動はエネルギーの消費も大きく、余分な脂肪を燃焼させる効果もあります。そして、水中での運動は浮力により重力を除くことができるため、変形性股関節症や膝関節症の方でも安全におこなうことができます。
大切なことは「自分の身体に合う方法で無理なく継続できる」ということです。
よし運動を頑張るぞ!と張り切っていたとしても、身体を壊してしまっては本末転倒なわけです。けして、無理はしないでくださいね。
➁上半身よりも下半身を鍛える(特に腸腰筋)
運動指導者や医師の先生たちは、「筋肉をバランスよく鍛えなさい」と、ご助言されることが多くあります。
たしかにおっしゃる通りなのですが「バランスよく鍛える」ということは、じつは「まんべんなく全部鍛えないとといけない」ということなんです。
身体の上から下までの各パーツをまんべんなく鍛えることは、根気と膨大な労力を費やします。けっこう大変なことですね・・・(笑)そして、負担が大きければ挫折したりケガをしてしまうリスクすらあります。
大切なことは、安全や効率性を重視して継続的に下半身を鍛えること。
ようするに「全部鍛えるぞ!」と張り切っていても結局、継続できなければ意味がないわけです。それよりも最低限、必要な筋肉を狙い撃ちして鍛えましょうということです。
最低限必要な筋肉を鍛えるだけでも、若々しい健康状態を維持することは可能ですのでご安心ください。
そして、健康長寿のために欠かせない筋肉はインナーマッスル(ちょうようきん-腸腰筋)です。
腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で、身体のあらゆる動作の中心となる筋肉です。少なくともこれさえ鍛えていれば姿勢は安定し運動量も維持できるため、最低限必要なラインはクリアできるというわけです。
③永続的に運動をおこなう。
残念ながら運動効果は貯めることができません。継続することではじめて意味をもちます。
1週間頑張った運動効果は1週間休んでしまえばもとに戻ってしまします。1カ月頑張っておこなった運動効果でも、1カ月休めばもとに戻ってしまいます。したがって、運動はあくまで継続的におこなうことが大前提なのです。
でも・・・わたしたち人間は意思が弱いですよね~(笑)
実際、最初は意気込んで運動を開始しても継続できる人はごくわずかです。ある調査では運動を開始しても、10人中8人は三日坊主で脱落してしまうといわれています。かなりの離脱率です。
余談になりますが人間はそんなもんなんです・・・あなただけではありませんのでご安心ください(笑)
なかでも陥りやすい失敗が「最初から目標が高すぎる」というパターン…
自分にとってハードルが高すぎると、勢いよくスタートしたとしても「あぁ…やっぱり私にはキツイ。無理だわ。」と途中で挫折してしまうんですね。
大切なことは、目標ハードルを理想より低めに設定しておくことです。
継続は力なりという言葉があるように、何事もコツコツおこなうことが大切です。成功に近道はありません。しかし、ハードルを低めにしすぎて効果のない運動ばかりしていたのでは意味がないのも困ったものです。
したがって、『効果が現れる必要最低限のライン』で運動をおこなうことが大切です。
運動することに慣れてきたらウォーキングコースを複数用意してたまには気分転換したり、運動強度を「低・中・高」とメニュー分けして、その日の体調に合わせておこなうことも良いと思います。
運動を継続するためには「やめないための仕掛けづくり」をおこなうことが大切なんですね。
以上の内容が、いつまでも若々しく健康であるためにはとても大切なポイントになります。
もし「運動はしたいけど身体が痛くてできない」「効果的に筋肉を鍛えない」とお悩みでしたら、当院へご予約くださいませ。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)