こんにちは。大津市まの鍼灸接骨治療院、院長の藤井です。
ゴールデンウィークも終わり、5月も半分以上が過ぎました。最近では暖かい日も増えて、少しづつ半袖でも過ごせる日が増えてきたように感じます。
人生100年時代を迎えてより良く充実して生きたいとお考えの方は、年齢をとわず自分の容姿を美しく保つ努力をおこなったり、お身体の体調管理にもぬかりがないのではないでしょうか。
ノルマを達成するためにお仕事や勉強に没頭して「やっと終わったー」と思ったら、「肩が凝ったなぁ・・・」と、お悩みになることもあるかもしれませんね。現代はパソコン座りながら、業務をおこなうことが当たり前の時代ですよね。
じつは、人間は「1日平均5時間は座っている」と言われています。
デスクワークを主に業務をおこなう人は、実に11時間も座ることがあるそうです。いわいる1日の半分以上は座っていることが多いということです。
そして、座る時間が長くなると猫背になりやすいんです。
「猫背が肩こりの原因だ」と、聞いたこともあるのではないでしょうか。
猫背は「上位交差性症候群-じょういこうさせいしょうこうぐん」という、「病気ではないけど、病的な状態」いわいる「病気の一歩手前」の状態をいいます。
東洋医学的には未病の状態ですね。
猫背は肩コリや見た目が老けて見えるだけでなく、内臓の不調や呼吸量(脳の認知力)にも影響するため日頃から
猫背にならないように心がけておいて損はないわけです。
猫背になる3つの主な原因
1.デスクワークの作業姿勢
2.腰を丸くした座り方
3.体幹の筋力低下
これらの習慣が原因となって、背中は少しずつ丸くなり筋肉に負担が蓄積されて肩コリの症状が現れます。
ようするにパソコンやスマホが普及したことで、知らぬ間に一昔前の生活環境では考えられなかった負担が身体にはかかるようになってのです。
肩こりは背骨のゆがみサインなので、放置すると脊椎疾患の原因にもなります。
より良く生きようと人一倍、頑張ろうとされている方は仕事や勉強だけでなく、これらの習慣を改善して自分の健康を守る習慣を取り入れると、将来の健康リスクも減らせることだと思います。
猫背を予防するための3ポイント
1.パソコン画面をのぞき込まないように、画面の角度を調節する
2.イスに深く腰掛けて座る
3.顎を引く
これでOKです。あなたがお仕事をする時に、この3つのポイントを意識するだけで猫背が改善して肩コリの予防になります。ぜひ、ご活用ください。
それでも肩こりが改善しない場合は、身体のゆがみで治療が必要な状態かもしれません。当院へご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)