こんにちは。大津市まの鍼灸接骨治療院 院長の藤井です。
技術研修のためよく東京に行くのですが、数年前にくらべて外人さんに出会う頻度が増えてきているように思います。
以前、山手線の車内で目的地まで向かっていたら外国人の方に「#$%&$$#*$?」と、何か質問されたのですが「ここ日本なんだから日本語しゃべれよ・・・」と少し不快に思いながらも、片言の英語単語で丁寧に?アドバイスをさせていただき逃げるように下車した藤井です。
10月も後半にさしかかり寒さを感じるようになりました。この時期になると、身体が冷えて肩こりがひどくなる方も少しずつ増えてきます。
『薬局でシップを購入したけど、頭痛や肩こりが全然良くならない』と、お悩の方も多いのではないでしょうか。
薬局に行くと棚には数えきれないほどたくさんのシップがありますね・・・
そして、「肩こりには温シップがいい」とか「冷シップがいい」とか色々言われるので結局、何が良いのかわからなくなりますね。じつは・・・
どちらでもいいのです。
少し拍子抜けされた方も、おられるかもしれません。
シップを貼ると、痛みが和らぐような感じになり気持ちがいいですよね。
しかし、物理的に温めたり冷やしたりしているわけではなく皮膚の感覚を刺激して「温まっている」と誤魔化しているだけなので、治療効果としては残念ながら気休めくらいなんです。ようするに・・・
温シップや冷シップは、痛みを誤魔化しているにすぎないのです。
ちなみに患部を冷やす必要がある場合というのは、ケガをして腫れた時や激しい運動をした直後などです。
しかも、腫れが悪化しやすい受傷後3日間だけ集中的におこなうものなんです。それ以降は、炎症後のむくみをできるだけ早く解消するために温めて血流を良くすることが基本です。
薬局で販売されているシップに含まれている筋肉の炎症を抑えるロキソニンなどの薬効成分は、病院で処方されるシップの1/10程度の含有量しかありません。
筋肉の炎症を抑えるために病院でよく処方されるモーラステープも、今では薬害等の理由から妊婦さんに対しての使用は禁止されるようになりました。
そもそも、肩こりは日常の生活習慣や悪い姿勢の負担が筋肉に蓄積されて発症するものなので、お薬やシップで症状を抑えようとしても良くするのは根本的に不可能なんです。
根本原因である首のゆがみを治さなければ、症状は必ずぶり返します。
そうはいっても病院や自分に合う整体院てなかなか見つけにくいですよね・・・
そこで、今回はカチカチになった筋肉をほぐすために自宅でもできる「肩こりに効くストレッチ3選」をご紹介いたします。
➀肩甲挙筋-けんこうきょきん
1.腕を後にまわしてイスをつかむ
2.反対側の手で頭の後ろをもつ
3.そのまま斜め前方に、ゆっくり伸ばす
➁僧帽筋-そうぼうきん
1.背筋を伸ばす
2.両手で後頭部をもつ
3.両腕をゆっくり前に倒して、首を伸ばす
③斜角筋-しゃかくきん
1.背筋を伸ばす
2.手で伸ばしたい側の側頭部をもつ
3.ゆっくり横に倒す
このストレッチ3選を「肩が凝ったなぁ~」と、思ったときにぜひ実践してみてください。リンパや血の流れも良くなり、頑固な肩こりも少しずつ改善してくることと思います。
筋肉が柔らかくなっている、お風呂上りにおこなうと効果的です。くれぐれも無理はしないでくださいね。
それでも肩こりの症状が改善されない場合は、身体のゆがみで治療が必要な状態かもしれませんので、当院へご予約ください。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)
最近身体どこもかしことっても痛くてたまりません。本当にとってもつらく会社も休みがちで困っていますけどもどうしたら良いでしょうか?先生の所に行って直せばいいですが交通費が無いので行かれないです。助けて下さい。お願いします。
小野裕子さんはじめまして。院長の藤井です。
「身体どこもかしことっても痛くてたまりません」「会社も休みがちで困っています」というのは、とてもおつらいで状態とお察し致します。
ちなみに、お住まいはどちらでしょうか?
遠方だと通院も大変になってくるので、せっかく治療しても通院することでお身体が疲れてしまい、なかなか結果がてないことがあります。
まずは自宅か職場の近くにある、病院か治療院に通院してみてはいかがでしょうか。
もし「どうやって選べば良いかわからない」という場合は、当院ホームページの「良い治療院の選び方」を参考にしていただければと思います。
また何かの病気が原因で、症状が現れていることもございます。ぜひ一度、近隣の医療機関を受診してみてくださいませ。
身体が痛くてたまりません。