こんにちは。滋賀県大津市にある、まの鍼灸接骨治療院の藤井です。
ゴールデンウィークも終わり5月も半分が過ぎてしまいました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
少しずつ暖かい日が増えてきて、なんとなく「Tシャツでもいけるな~」と思えることが増えてきたように感じます。
「暖かくなっていたし運動して健康的な生活をおくるぞ~」と、意気込んでいる方もいるかもしれませんね。
しかし、いざ志を立てても一歩が踏みだせなかったり、なかなか継続することが難しいものですよね~。僕もおなじです・・・(;´∀`)笑
そんななか「人生は100年時代」とちらほら言われるようになり、「健康の不安なく充実したライフスタイルをおくりたい」とお考えの方たちは、「若さを保つための努力」や「体の体調管理」にもぬかりがないのではないでしょうか。
体調がよくなり仕事がはかどると、ついつい没頭してしまい「首がまわらない・・・」とお悩みになることもあるかもしれませんね。
そこで、今回は「つらい肩こり」でお悩みながら頑張っているあなたに、役立つお話をさせていただこうかと思います。お時間のあるときにご覧いただければ幸いです。
なにかと便利になった世の中で、やはり私たちの体には「不自然なストレス」がかかりやすい環境になったことは確かです。
仕事や生活のなかでも、パソコンやスマホなどのアイテムは欠かせないものとなりました。
お仕事が忙しくなりデスクワークの時間が増えるほど、「肩コリがつらくてスッキリしない・・・」とお悩みになる方もおられると思います。
実は、肩コリなどのつらい不調は「背骨のゆがみ」や「悪い姿勢」と大きく関係があるのです。
理想的な背骨の状態であれば、さまざまなストレスを背骨で緩和できるので、肩コリなどの不調を感じることはありません。
しかし、デスクワークによりつらい姿勢がつづくと、猫背になり首の背骨がゆがむようになるのです。
また、私たちは生活のなかで「1日平均で5時間は座っている」と言われています。
デスクワークなどの業務で忙しい人にかぎっては、なんと11時間も座ることがあるそうです。
いわいる「1日の半分以上は座っている」ということなのです。
もしも、座っているときの姿勢がストレスのかかる状態であったときは、体の負担はたまったものではありません。
また猫背になっている状態を、医学的には「上位交差性症候群-じょういこうさせいしょうこうぐん」といます。
病気ではないけど病気になりやすい状態。いわいる「病気の一歩手前」なのです。
また、猫背は肩コリは容姿が「老けて見える」というデメリットだけではなく、「内臓の不調」や「呼吸(脳の認知力)」にも影響するといわれています。したがって私たちの健康を守るためには、日頃から猫背にならないように意識しておくにこしたことはないわけです。
猫背になる原因
1.デスクワークの作業姿勢
2.腰を丸くした座り方
3.支える筋力(インナーマッスル)の筋力低下
これらの習慣がつみかさなると、背中が少しずつ丸くなり背骨がゆがんで「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」がおこるとつらい肩コリの症状があられます。
パソコンやスマホが普及したことで、不自然なストレスが体にかかるようになっているのです。
肩こりは背骨のゆがみにより「神経が圧迫されているサイン」でもあるので、ゆがみが放置されつづけると肩コリだけでなく「背骨の老化」を進行させてしまう原因にもなるのです。
鍼灸や整体をおこない「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」を解消することで、つらい肩コリは根本から解消することができます。ご安心ください。
猫背を予防するための3ポイント
1.パソコン画面をのぞき込まないように「画面の角度」を調節する
2.イスに深く腰かけて座る
3.顎をひく
これでOKです。あなたがお仕事をするときに、この3つのポイントを意識するだけで姿勢が良くなり猫背になりにくくなるため肩コリの予防になります。ぜひ、ご活用ください。
それでも肩こりが改善しないときは、治療が必要な状態かもしれませんので当院へご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)