こんにちは。滋賀県大津市にある、まの鍼灸接骨治療院の藤井です。
つらい寒さを我慢しながらデスクワークをしてると、腰が痛くなり「仕事に集中できない・・・」とお悩みの方もおられるかもしれませんね。たいへんおつらいと思います。
今回は「デスクワークしているときに腰が痛い」とお悩みの方にむけて、お話しをさせていただこうかと思います。お時間のあるときにご覧いただければ幸いです。
目次
腰痛とはなにか・・・
スマホやデスクワークの影響により姿勢が悪くなると、背骨がゆがんでしまい「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」がおこることで肩こりや腰痛などのつらい症状があらわれます。
世の中は便利になりましたが、ひと昔まえよりも「座っている時間」や「同じ姿勢」ですごすことが多くなったぶん「背骨にかかるストレス」は増加しているのも事実です。
したがって「肩コリや腰痛がおこりやすい時代」ともいえるのです。
背骨がベストな状態であれば姿勢がよくなることで容姿も美しくなり、体がもっている身体能力を最大限に発揮することができます。
また病気にもかかりにくくなるため、毎日を安心して過ごすことができます。私たちの健康を維持するためには「背骨の健康」が欠かせないものなのです。
鍼灸や整体をおこない「体のバランス」を整えることで、つらい腰痛は根本から解消することができます。ご安心ください。
「デスクワークで腰が痛くなる原因」について・・・
スマホやデスクワークの影響により姿勢が悪くなると、背骨がダメージをうけてしまい「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」がおこることで腰痛や肩こりなど、健康にかんするさまざまな問題があらわれるようになります。
また、どれだけ「ストレスがかからない座り方」をしていても、ながい時間おなじ姿勢をつづけているとどうしても背骨や骨盤がゆがんでしまい痛みを感じやすくなるのです。
骨盤や背骨がゆがんしまうと「体にかかるストレス」を解消することができなくなるため、痛みをやわらげるために気がつかないうちに体のバランスが悪くなっていく方がたいへん多くおられるのです。
ところが生活するなかで座ることを辞めることなどできません。
したがって、つらい腰痛を予防するためにもデスクまわりの環境を整えて「ストレスがかかりにくい座り方」や「こまめに立ち上がる習慣」などを意識して、体にかかるストレスをやわらげておくと安心なのです。
下記の項目にいくつあてはまるほど、背骨にもストレスがかかりやすいため注意が必要となります。
1.パソコンをする。
2.車を運転する。車に乗る。
3.テレビを見る。
4.本を読む。
5.テーブルに座りながら食事をする。
6.カードやテレビゲームをする。
7.映画に行く。
8.勉強する。
9.文章を書く。
10.飛行機に乗る。
まずはあなたが座っているまわりの環境をみわたして、「腰にストレスがかかりやすい環境」がないかをチェックすることをおすすめいたします。
「長く座りつづけることのリスク」について・・・
私たちは生活するなかでは座りながらなんらかの作業をおこなうことがほとんどです。私もパソコンをおこなうときはながい時間、おなじ姿勢で座りこむことがあります。
実は、この「座る姿勢」はからだ全体の構造からみると、「股関節をまげている状態」となっているため、ある筋肉におおきな悪影響をおよぼしているのです。
デスクワークや車の運転などで、長い時間座りつづけることで「体幹を支える筋肉(インナーマッスル)」にも悪い影響をおよぼすようになるのです。
「体幹を支える筋肉(インナーマッスル)」がダメージあおうけて正しく動かなくなると姿勢が悪くなりやすく、結果的には腰痛や「背骨の健康」にも悪影響をおよぼすことで「背骨の老化」をすすめてしまうのです。
したがって、あなたの健康を守るためにもセルフケアとして、「腸腰筋(ちょうようきん)のストレッチ」をおこなうことはとても有効となります。
実は「座る」ということは、私たちが考えている以上に健康におおきく影響するものなのです。
私たちは1日最低でも5~11時間は座りながら物ごとをおこなっているという研究結果もあります。健康を守るために生活している環境のおおくは、座ることに時間をついやしていることを自覚する必要があります。
1993年から2006年にかけてアメリカの癌学会が「健康な男性5万3000人と女性7万人」にたいして、「活動レベルと死亡率の因果関係」を調査しました。すると・・・
①1日6時間以上座る女性は、3時間未満の女性よりも死亡リスクが37%高い。
➁1日6時間以上座る男性は、3時間未満の男性よりも死亡リスクが18%高い。
ということが判明したのです。他の因子による影響があったにせよ「座る時間がながいほど健康にも悪影響をおよぼす寿命を」ということがわかっています。
したがって、デスクワークや学業をおこなうときでも、できるだけストレスがかからない座り方を心がけたり、こまめに立ち上がって足腰をうごかして背骨や骨盤にかかるストレスをやわらげることは、健康を守るためにも大切なことだといえるのです。
腰にかかるストレスをやわらげる方法
1.1時間に1回は立ち上がる。
2.立ちながら業務ができるように環境を変える。
3.散歩する。
4.座る時間を減らして動く時間を増やす。
これらのポイントをライフスタイルのなかにとり入れることで、座ったときの腰にかかるストレスをおおきく軽減させることができます。
それでもつらい痛みが変わらないときは、鍼灸や整体をおこない体のバランスを整えることが必要なのでご予約くださいませ。
私があなたのつらい悩みを、根本から解消するためのお役にたてるはずです。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)