―覚悟と責任―
「なぜ、こんなにこだわるのか?」
これまでの内容を読んで、そう感じた方もいるかもしれません。
結論から言います。
「結果が出るから」ではありません。
「治療院選びで悩んでいる人を、これ以上増やしたくないから」です。
結果が出るようになっても、終われなかった理由
トムソンテクニックを習得して、臨床でも結果が出るようになってきた頃。
正直に言えば、そのまま自分の院だけでやっていくこともできました。
・患者さんも来てくれる
・結果も出せる
・生活も安定する
多くの人は、そこで止まります。
しかし私は、そこで終わることができませんでした。
なぜなら「違和感の正体」が見えてしまったからです。
なぜ「どこへ行っても良くならない人」が多いのか
業界を見ていると、はっきり分かることがあります。
同じような施術を受けているのに、結果が違う。
その原因は「技術力の差」ではなく、
「判断力の差」にあります。
しかし現実には、この“判断の基準”がほとんど業界で共有されていない。
その結果、
・その場しのぎで終わる
・また元に戻る
・同じことを繰り返す
こうした状態が生まれてしまいます。
影響を受けるのは誰か
ここで見逃せない事実があります。
一番影響を受けるのは、つらい健康問題に悩んでいる患者さんなのです。
本来であれば変わるはずの状態が、
・変わらないまま終わる
・遠回りしてしまう
・諦めてしまう
これは現場に立つ人間として、無視できる問題ではありませんでした。
技術ではなく「責任感」
今までの経験を通して、はっきり分かりました。
トムソンテクニックは、単なる手技ではありません。
「判断力が問われる臨床技術」だということです。
そしてその判断には、必ず責任が伴います。
・なぜそこなのか
・それで本当にいいのか
・その結果どうなるのか
その一つひとつが、患者さんの未来に直結するのです。
「伝統を継承する」ということ
先日、恩師から「君がこの技術を継承していきなさい」と言われました。
「技術を学ぶ」と「継承する」は違います。
継承とは、技術を覚えることではない。
考え方を引き受けること
判断基準を引き受けること
臨床の責任を引き受けること
などすべてを含みます。
これは、けして簡単なことではありません。
それでも、やると決めた理由
私はこれまで、多くの失敗と遠回りを経験してきました。
・結果が出せなかった時期
・何が正しいか分からなかった時期
・患者さんに申し訳なさを感じた時期
すべてを経験してきました。
だからこそトムソンテテーブルを使用している先生には、同じ思いはしてほしくない。
これ以上、つらい健康問題を抱えたまま治療院選びに悩みつづける人を増やしたくはない。
という思いから、継承することを引き受けました。
「教える」のではなく「再現できる状態」として伝えていく
私が目指しているのは、単に技術を伝えることではありません。
「再現できる状態をつくること」
そのためには、表面的なやり方ではなく、
本質的な判断基準や考え方を伝えていくつもりです。
誰にでも必要なものではありません
ここは、はっきりお伝えします。
この考え方は、すべての人に必要なものではありません。
・なんとなく楽になればいい
・その場だけ良ければいい
そのような価値観であれば、ここまでの内容は必要ないと思います。
しかし、
・繰り返さない状態をつくりたい
・原因からしっかり整えたい
・本当に変わりたい
そう考えている方であれば、必ずお役に立てる内容になります。
次回予告
では、この技術はどのように受け継がれてきたのか?
なぜ今もなお、世界で求められているのか?
次回は、「この伝統技術の流れと本質」についてお話しします。
もしあなたが、「どこへ行っても良くならない」とお悩みなら一度ご相談ください。
あなたのあなたの体に、何が起きているかをしっかりと見極めて施術していきます。
