【伝統の継承①】なぜ「どこへ行っても良くならない」のか

目次

私がトムソンテクニックに出会ったきっかけ


―塩川満章D.C.のもとで学んだこと―

「どこへ行っても良くならない患者さんが多いのは、なぜなのか?」

これは、これまで多くの患者さんから、実際に聞いてきた言葉です。

・いくつも治療院に通ってきた
・その場では少し楽になる
・でも、すぐに元に戻ってしまう

こういった状態を繰り返している方は、決して少なくありません。

実は、私自身も同じように悩んでいました

今でこそ臨床に自信を持って向き合っていますが、開業当初はまったく違いました。

「どの方法が正しいのか?」
「どうすれば結果が安定するのか?」

技術も学び、経験も積み、患者さんも増えていく。

それでも、どこかに違和感がありました。

「このままで本当にいいのか?」

当時は、その疑問が消えることはありませんでした。

同じ道具なのに、なぜ結果が違うのか?

私がずっと引っかかっていたことがあります。

「同じベッドを使っているのに、結果が全く違う」

修行時代には、複数の院でも同じトムソンテーブル(脊椎治療専用テーブル)が使われていました。

しかし実際には、

・やり方が違う
・考え方が違う
・結果も違う

同じ道具を使っているはずなのに、やっていることはバラバラでした。

「良くなる力を引き出したい」という想い

開業するとき、私は一つ心に決めていました。

「体が本来持っている治る力や、健康を維持する力を、正しく引き出せる施術をしたい」

しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。

目の前には設備もある。
体に関する知識もある。

それでも、思うように結果が出せない。

「この施術は本当に意味があるのか?」

そう感じることすらありました。

“形だけ”では変わらないという現実

知識や技術を学び続けるなかで、ある事実に気づきました。

「形だけを真似しても、結果は変わらない」

同じように見えている技術でも、

・結果が出るもの
・出ないもの

がある。

その違いが分からないまま、ただ

“それっぽくやる”

それが当時の私がもつ臨床レベルでした。

転機となった出会い

そんな中で出会ったのが、業界では伝説のカイロプラクターと言われている恩師の塩川満章D.C.です。

正直、最初の印象はとても強烈でした。

しかし、実際の臨床を目にしたときに感じたのは、「今までとまったく違う」という確かな確信でした。

・どこを見るのか
・何を優先するのか
・なぜそこに施術するのか

すべてには一貫性があり、明確な理由がある。

その瞬間、気づいてしまいました。

「自分は“形だけ”を真似していた」と。

臨床の“見え方”が変わり始めた

すぐにすべてができるようになったわけではありません。

しかし、「何を見るべきか?」が分かり始めたことで、臨床の見え方が大きく変わりはじめました。

・迷いが減る
・判断がシンプルになる
・結果が安定し始める

ここから、私の臨床は大きく変化していきました。

なぜ「どこへ行っても良くならない」のか?

これまでの経験を通して、はっきり言えることがあります。

患者さんが良くならない理由は「技術の量」ではありません。

「何を基準に判断しているか?」

ここがすべてです。

同じように見えている施術でも、判断が違えば結果は全然違うものになる。

これが現場で起きている、リアルな現実なのです。

次回予告

では実際に、この“判断”ができるようになると、体はどう変わりどれだけ結果に差が出るのか。

次回は、私の臨床で実際に起きた変化をもとに、


「なぜ結果が変わるのか?」


をお伝えしていきます。「どこへ行っても変わらなかった状態」がなぜ変化するのか。

その理由が見えてくるはずです。

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