こんにちは。滋賀県大津市にある、まの鍼灸接骨治療院の藤井です。
お盆が終わり夜はの暑さもだいぶやわらいでできましたね。皆さんはなにか「夏の思い出」をつくることはできたでしょうか。
私はこの夏に美味しいおビールを楽しむために、30kmランニングの目標をたてていました・・・がなかなか気持ちがついていきませんでした~(笑)来年こそは…(/・ω・)/
今回のお話しは、そんなランナーやスポーツが好きな人におこりやすい「うちくるぶしの痛み」についてです。
ランニングや運動が好きな人にとっては、トレーニングしているときにおこる痛みとてもつらいものがあります。
つま先立ちができなかったり痛みで足を引きずりながら歩いているのかもしれませんね。ご安心ください。
今から足くびにおこる痛みの原因とその解決方法についてお話しをさせていただきます。
お時間のあるときにご覧いただけると幸いです。
足くびにおこりやすい痛みの原因について。
足くびの関節なかでもとても複雑つくりをしているため、筋肉や靭帯や腱などにより安定性をたもっていることが特徴の関節となります。
したがって運動やスポーツをして、体重を支えたり体を動かすときにケガがおこりやすいのです。
足くびの痛みにはオーバートレーニングやケガにより起こるものが多くみられますが、とくにケガをした覚えがないのに内くるぶしのあたりに痛みを感じはじめることもあります。
実はもともと不調がおこりやすい側の足くびは、「関節の形状」がゆがんでいることでバランスが悪くなり、痛みを感じやすくなっている方がたいへん多くおられるのです。
自分の踵をうしろから眺めてみると、「足くびが内反している状態」がみられる方もおられるのではないでしょうか。
もし写真のような内くるぶしの状態がみられた方は、「ダメージをうけやすい足くびの形状」をしているとみて間違いありません。
しかし、日頃から自分の弱点をあえて認識してケアをおこなうことで、安心して運動やスポーツを楽しみつづけることができます。ご安心ください。
内反足によりダメージをうけやすい筋肉
足くびの形状がゆがんで内反足になると、体のバランスが悪くなりやすくなるため下肢の筋肉にも悪影響がでやすくなります。
最初のうちは違和感を感じるほどですが、トレーニングや運動に没頭するようになり強度が上がるにつれて、痛みを感じやすくなる方がたいへん多くおられます。
内反足の状態がつづいて足くびにダメージがたまりはじめると、「後脛骨筋-こうけいこつきん」という筋肉が傷ついてしまうことがあります。
この筋肉は足の土踏まず(アーチ)を支えるためにも大切な筋肉なので、筋力が低下しはじめると偏平足になりさまざまな下肢のトラブルの原因にもなるのです。
また筋肉が傷ついたり足関節のアーチが保てなくなることで、偏平足の状態が悪化していくと関節が変形してしまい、手術をおこなわざるえなくなる方も稀におられます。
内反足になっている形状は、残念ながらもとのもどすことはできませんが、鍼灸や整体をおこない全体のバランスを整えたうえで関節おゆがみあるべき状態へもどすことで、つらい足くびの痛みは根本から解消することができます。
つらい足くびの痛みにより「どこへ行っても良くならない・・・」とお悩みのかたは、効果的な治療をくみ合わせた当院のトータル治療をうけてみてください。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)