変形性股関節痛

変形性股関節症でお悩みのあなたへ

変形性股関節痛でお悩みの方へ

今、このホームページをご覧になられているということは股関節の痛みで日常生活を思うように過ごせず悩みなのでしょうか?

病院では手術しかないといわれ「手術はしたくない」との思いから、いろんな治療院や病院を訪ね歩いているのかもしれませんね。辛く不安にもなると思います。

ご安心ください。状態を悪化させている習慣を見極めて、的確な治療や管理をおこなうことで手術を回避することは可能です。当院には、病院や他の治療院へいっても良くならないという患者様が数多く来院されます。

もしあなたが「もう手術しかない」とお悩みであったり「手術はしたけど動きにくい」と、お困りなら是非このページを最後までお読みください。

変形性股関節とは

関節軟骨がすり減ることで関節の変形が進行した状態です。原因がハッキリとわかっていないものと、何らかの原因によって年月が経ってから関節が変形する場合があります。生まれた時から関節の形状が悪い場合や、大人になってからの飲酒やステロイドの過剰摂取でも発症しやすいと言われています。

なぜ股関節が悪くなるのか

股関節は、太ももの骨と骨盤から作られていて股関節のまわりには関節を動かすための筋肉がたくさんあります。長時間の同じ姿勢や負担のかかる動作を繰り返すことで、筋肉は固くなり関節の動きは徐々に悪くなっていきます。すると身体は失った動きを補うために、他の関節や筋肉を不自然に使用するようになるため、身体のバランスは徐々に壊れていきます。

身体のバランスが壊れて、股関節が不安定な状態になると痛を感じるようになります。痛みが長期間続くことで、痛みを避ける動作や習慣をおこなうようになるため骨盤がゆがみ、股関節の状態をますます悪化させていくという悪循環に陥ります。

股関節の痛みが全身に及ぼす影響

股関節は体重を支える「荷重関節」といいます。膝、股関節などの荷重関節に痛みを感じると、痛みを回避するために無意識に体重をかけなくなります。関節軟骨は体重が加わることで軟骨に栄養がめぐるため、体重の加わらなくなった軟骨は徐々にすり減り痛みを感じやすくなり、ますます体重をかけなくなるという悪循環に陥ります。それにともない関節を動かさなくなると、歩幅が狭くなり徐々に下半身全体の機能が低下していきます。

下半身全体の機能が低下すると、体幹を支える筋肉(インナーマッスル)や太ももの筋力が弱くなるため、姿勢が悪くなり転倒しやすくなります。

年齢が高齢者なら、股関節痛で動かなくなることによる運動機能の低下が全体に悪影響を及ぼすため、寝たきりや認知症の原因にもなります。当院のトータル治療は、全身のバランスを整えながら股関節や体幹の筋肉(インナーマッスル)の治療をおこなうため、これらの問題を根本的に改善して進行を予防することができます。

インナーマッスルを強化できる楽トレ

手術はしたくないとお考えのあなたへ

軟骨がすり減り変形してしまった股関節の多くは、人工関節置換手術を提案されます。手術をしたくない理由のなかには「手術をすると歩けなくなる」「手術しても良くならない」と、不安に思われていることも多いのではないでしょうか。

ご安心ください。手術が必要といわれても身体全体のバランスを整えながら、二人三脚で的確な治療や管理をおこなうことで、変形性股関節症の進行を予防して不自由なく日常生活を過ごすことは可能です。また、手術をすることになっても日頃から全身のバランスや筋力を整え備えておくことで、術後の後遺症を最小限にとどめ日常生活に早期復帰することができます。

変形性股関節症の治療

手術をすることになったら

もし手術をすることを決断されたなら「手術に踏み切るタイミング」や「術後のケア」はとても大切です。一般的に人工関節の手術は60~70歳以上の年齢で提案されます。手術後は、術後ケアを的確におこなうことが大切なポイントとなります。

人工関節の寿命は平均20年といわれているため、60歳で股関節の手術をした場合は80歳でもう一度手術をする必要があるかもしれません。そのため、70歳までは股関節の機能を維持しながら全身のコンディションを高めていくことが理想的です。

80歳の時点で、術後ケアをしっかりおこなうための体力や気力を残しておくためには、日頃からお身体のコンディションを整えていく必要があります。

当院のトータル治療は、全身のバランスを整えながらこれらの問題を改善するため術前術後のケアにもオススメです。

治療

当院での変形性股関節症治療

1.問診

問診

股関節が痛いといっても原因や症状は様々です。筋肉や関節が股関節痛の原因でないものも含まれているため、状態を正しく見極めなければいけません。その他にも生活習慣の癖や環境をしっかりと把握しないと正しい治療方針をたてることができません。まずはしっかりとお話をお聞きすることで、あなたの股関節痛の原因や生活環境を把握して「なぜ股関節が痛くなるのか」「状態を悪化させている原因は何か」を見極めていきます。

2.検査

視診

痛みを回避するような姿勢や歩き方をしていないか?症状が歩行や姿勢にどこまで影響しているのかを観察します。また、腫れがないかを見比べて関節の状態を確認します。

触診

触診

一番痛みを強く感じる部位を、慎重に確かめていきます。痛みには必ず原因があります。痛みの最大圧痛点を把握することで、その場所にはどういった関節や筋肉、神経があるのかを予測することができるため状態を把握するための重要な判断材料になります。

関節可動域

関節可動域

「股関節が痛い」という状態を我慢しながら過ごしていると、関節は本来の正常な動きを失ってしまいます。痛みを回避しながら歩行を続けると、筋肉や関節は徐々に固くなり身体のバランスは壊れていきます。

エコー検査

エコー検査

股関節の軟骨状態や、筋肉の動き、腫れがあるかを観察していきます。病院では「軟骨がない」と言われた股関節であっても、観察するとまだ十分に軟骨が残っている場合も多くあります。(写真は膝のエコー検査)

総合運動動作

関節の動きを複合した、簡単な動作をおこなっていただきます。身体は上下左右とバランスを保ちながら連動しているため、痛みを回避する不自然な動作が身につくと、正常に動かせていない関節の動きを他の関節で補うという代償動作が現れます。すると、正常に動かせていない関節や筋肉が弱くなり、徐々に身体のバランスは壊れていきます。総合運動動作を分析することで痛みが身体全体のバランスにどのような影響を与えているのかを見極められます。

X-Scan

x-scan

お身体の状態を目でみてわかるように状態を数値化します。長年、改善しない股関節痛の原因はもしかすると標準値より筋肉量が少なかったり体重が多いことが原因かもしれません。また、変形性股関節症といった関節疾患の進行を食い止めるには、適切な体重管理や筋力の維持は不可欠です。

3.治療

鍼灸

鍼灸

鍼灸治療には、東洋医学的なアプローチ方法と西洋医学的なアプローチ方法があります。腰痛の原因が身体の中の問題である場合は、経絡の流れを考慮したツボを選択する東洋医学的なアプローチをおこないます。原因が筋肉や関節である場合は、運動連鎖や身体のバランスを考慮した部位に、鍼灸をする西洋医学的なアプローチをおこないます。原因を見極めて、患者様の身体に合わせた方法を選択していきます。

整体

整体

当院では、姿勢や習慣を考慮してあなたの身体のどの部位に負担がかかり、どの関節の動きの悪くなっているのか?その原因はなにか?を見極めたうえで整体をおこないます。また、痛みや生活習慣からくる「荷重足」「非荷重足」を見極め、身体のバランスが左右どちらに傾いているのかといった、全体のバランスを見極めます。

一般的に荷重側に痛みの原因があると思われがちですが、関節は荷重されることで正常に動くように作られているため非荷重足に症状が現れることが多くあります。痛みを感じると悪い側の関節に体重をかけなくなるため非荷重足となり、関連する他の組織に悪影響を及ぼします。

変形性股関節症になり痛みを避ける動作が身につくと、膝のX脚が徐々に進行し全身に悪影響を及ぼすことも少なくありません。当院では、股関節が痛くなる原因はなにか?なぜX脚になるのか?を見極めたうえで骨格治療専用テーブルを使用して全身のバランスを整える、安全で効果的な整体をおこなっています。

変形性股関節症にお悩みの方はお早めにご予約を

お早めにご予約を

これらの効果的な治療法を組み合わせて、あなただけのトータル治療をおこないます。変形性股関節症で病院や治療院に通ってもなかなか症状が改善されない方や、無駄に全身マッサージに通われてしまっている場合は、ぜひ一度当院のトータル治療を受けてみて下さい。

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)

 
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