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チック症/トゥレット症候群でお悩みのあなたへ
今、このホームページをご覧になられているということはチック症のつらい症状により、「このままで、これから生活を送れるだろうか…」と不安を感じているのでしょうか。いろいろな医療機関を受診して、お薬を飲みながらお仕事や学業をなんとかこなしているのかもしれませんね。おつらい状況だと思います。ご安心ください。
当院は「病院や整体では良くならない」とお悩みの患者様が来院されます。症状の原因を見極めて体のバランスを整えれば、つらいチック症/トゥレット症候群による症状を根本から改善へと導くことができます。
あなたが「この症状をどうにか良くしたい…」と真剣にお悩みなら、ぜひ最後までお読みください。
チック症/トゥレット症候群とは
チック症とは自分の意思とは関係なく、「目的のない素早い運動が不規則におこなわれる現象」と定義されています。4~11歳までの男の子におおく、大人になるにつれてチック症のおおくは改善していきます。しかし、その1パーセントは大人になっても症状が良くならず、つらい悩みをかかえながら生活することで、さらに状態を悪化させている方もおられます。
チック症状のなかには「まばたきをする・顔をしかめる・急に頭をふる・叫ぶ・舌を鳴らす・咳ばらい」など、さまざまな症状があります。また、ときには「強迫性障害・注意欠陥障害・多動生涯・自傷行為・他害行為」などの症状もあわせもっている方もおられます。
また1年以上にわたり「運動性チック」や「音声チック」がみられるときは、「トゥレット症候群」と診断されます。チック症のおおくは自然になくなり「命にかかわる病気」ではないものの、私たちの日常生活におおきな支障をもたらす病気となります。
鍼灸と整体をおこない背骨や骨盤のゆがみを整えて「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」を解消することで、つらい「チック症」や「トゥレット症候群」は根本から改善させることができます。「どこへ行ってもよくならない」とお悩みの方には、効果的な治療を組み合わせた当院のトータル治療が特にオススメです。
チック症の原因
チック症の症状があらわれる原因には「ストレス・不安・生活習慣の乱れ」など環境の変化なども考えられますが、遺伝的な要因もあるといわれています。また「薬物の影響」や「脳の病気」から同じような症状がおこることもありますが、この場合はチック症とみなされることはありません。
また症状がつよくあらわれ日常生活にも支障がでるときは、「認知行動療法・薬物療法」がおこなわれることもあります。しかし、一時的に症状がやわらいだとしても、根本的な解決にはならないことがあります。
「チックの症状」は体からのシグナルです
チックがおこる原因はストレスや環境の変化と思われがちですが、実は背骨がゆがんで「脳と体の神経ネットワーク」に悪影響をおよんでいることでチック症がひき起こされることもあります。
近年の研究では、脳と体が情報をやりとりするときに必要になる「神経伝達物質‐しんけいでんたつぶっしつ」が関係しているのではないかと言われているのです。
背骨や骨盤がゆがんで「神経システム」に悪影響がおよびはじめると、いわいる「ラジオのチューニングが合わない状態で音楽を聴いている」という状態になり、脳がまわりからの「過剰な刺激」を受けつづけることでチックの症状があらわられるのです。
したがって、チックの症状は「体のバランスが乱れているよ~」という、体からあなたにむけられたシグナルでもあります。つらいチックの症状を根本から解消するためには「体の中のはたらき」に意識をむけることが大切なことなのです。
「神経伝達物質‐しんけいでんたつぶっしつ」について
体のなかにはたくさんの「神経ネットワーク」がはり巡らされており、さまざまな情報交換をすることで「環境の変化」にあわせてベストなコンデションを維持しています。そこで大切になるのが、情報をスムーズに運ぶための「神経伝達物質‐しんけいでんたつぶっしつ」となります。
神経伝達物質のなかには「アセチルコリン・ノルアドレナリン・セロトニン・ドーパミン」などのホルモンがあり、それぞれが内臓から分泌されています。
しかし、背骨がゆがんでしまい「神経システム」に悪影響がおよぶことで、神経伝達物質のはたらきにも異常がおこり「脳と体がおこなう情報のやりとり」が上手くできなくなることでチック症がおこるようになるのです。
特に子供におけるチック症は、快楽物質であるドーパミンが過剰に分泌されることで、「感情のバランス」が乱れてしまい体の動きを制御できなくなることでおこると考えられます。
鍼灸と整体をおこない背骨や骨盤のゆがみを整えて「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」を解消することで、「脳と体の神経ネッワーク」のはたらきが正常になることでチック症を根本から改善させることができます。「どこへ行ってもよくならない」とお悩みの方には、効果的な治療を組み合わせた当院のトータル治療が特にオススメです。
症状がおよぼす悪影響
チック症によるつらい症状がつづくと、まわりの目を気にすることで社会生活にも影響がでてしまい、なにげない行動をひかえることが多くなります。しかし、体調がすぐれないからといって「体をうごかす機会」が少なくなると、「体のバランス」も悪くなり問題をさらに悪化させていしまうこともあります。
またチック症になる方の多くは、もともと「自律神経のバランス」が乱れてしまい不眠症などに悩まされている方も少なくありません。
鍼灸や整体をおこない「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」を解消することで、ぐっすり眠れるようになりつらいチック症を、根本から改善するためのお手伝いをさせていただくことができます。ご安心ください。症状を抑えるために、薬の量が増えつづけている方には特にオススメです。
チック症/トゥレット症候群の治療
1.問診
チック症といっても人により「原因」や「症状」はさまざまです。また、あなたの「生活習慣の癖」や「生活環境」をしっかりと把握しないと、「正しい治療方針」をたてることができません。まずはしっかりとお話をお聞きすることで「なぜ、チックの症状が起こるのか?」を見極めていきます。
2.検査
①視診
立っている姿や歩き方をみることで、あなたの体がどのようにゆがんでいるかを見極めます。また「背中の盛り上がり」や「足指の向き」をみることで、骨盤や背骨のゆがみを見極めることができます。急性の状態ほど皮膚が湿っていたり、慢性の状態ほど皮膚がカサカサしているなど「神経が圧迫されている所見」は皮膚にもあらわれます。
②ナーブ・スコープ(温度検査)
Nervoscope(ナーブ・スコープ)という器具を使い、背骨の「右左の温度差」を見極めます。背骨がゆがむことで神経が傷ついて炎症がおこると、「皮膚の温度」が変化して「ブレイク」という異常反応があらわれます。(ブレイクは神経が圧迫している指標となります)
③静的触診
座って静止している状態で、背骨や骨盤のまわりを慎重に触診していきます。神経圧迫をおこしている背骨のまわりにはむくみがおこり、強い痛みを感じる「圧痛点‐あっつうてん」があらわれます。
④動的触診
原因である背骨をしぼり込み、体をさまざまな方向へ動かすことで「異常な動きをしてる背骨」を見極めていきます。背骨の動きを確かめることで「どの方向から背骨を矯正するべきか」が明確にわかるようになります。
⑤レントゲン分析
医療機関で撮影されたレントゲンを分析して、背骨や骨盤のゆがみを正しく見極めることで「姿勢・椎間板の老化状況・背骨のゆがみ・禁忌症」がわかるので、あなたにとってベストな治療方針をたてることができるのです。(※過去6ヵ月以内に撮影されたレントゲン画像をお持ちの方は、初診時にお持ちください)
3.治療
①整体
客観的なデータをもとに体の状態を正しく見極めて、背骨や骨盤のゆがみをあるべき状態へと戻します。すると「関節のひっかかり」や「神経の圧迫」が解消されて、つらいめまいを根本から解消することができます。さらにバランスの悪さによって「体重を乗せてない脚」には悪い影響がでやすいため、「荷重足」「非荷重足」を見極めて筋肉のバランスを整えます。
背骨や骨盤のゆがみを整えて根本原因を解消することで、神経の流れをスムーズにして「体が動きやすい状態」をつくります。
②鍼灸
鍼灸治療には「東洋医学的なアプローチ」と「西洋医学的なアプローチ」の2種類があります。体のなかに原因があるときは「経絡の流れ」を考慮した、東洋医学的アプローチをおこないます。筋肉に原因があるときは「運動連鎖」を考慮した、西洋医学的アプローチをおこないます。
鍼灸をおこなうことで「気血津液」や「血液の流れ」が良くなり、体の芯からリラックスすることができるのです。
③楽トレ
特殊なトレーニングマシンを使用して、通常では鍛えにくい筋肉(インナーマッスル)を鍛えます。体幹を支える筋肉(インナーマッスル)は、ヨガやピラティスといった運動を継続しないと効果があらわれません。楽トレは「30分寝ているだけでインナーマッスル9000回分の運動効果」が獲られるため、年齢に関係なく良い姿勢を支えるための筋肉を強化することができます。
インナーマッスルを強化することで体幹が安定して「良い姿勢」が楽にとれるようになるため、「背骨の健康」をベストな状態でキープすることができるのです。
これらの効果的な治療法を組み合わせて、あなただけのトータル治療をおこないます。チック症やトゥレット症候群のつらい症状がなかなか改善されない方は、ぜひ一度当院のトータル治療を受けてみて下さい。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)