TMJ(顎関節症)


【主訴】

TMJ(顎関節症)

肩コリ

下肢静脈瘤

鼻炎

40代 女性

 

【既往歴】

1年前にポリープ切除

 

【来院に至った経緯】

2日前からお腹がゆるくなり、クリニックを受診して整腸剤を処方される。最近では仕事による疲労感がとれなくなり、コタツでそのまま眠てしまう日がつづいていた。気がつくと右顎が開きにくくなり、両肩の痛みがでるようになっていた。最近ではコンビニのおにぎりも食べれなくなるほど、「口が開かない状態」が悪化していたため夫から「早くまの鍼灸接骨治療院へ行ってきなさい」とうながされて来院。

 

【初診の状態】

①右腰部の膨隆

②左背部の膨隆

③右胸鎖乳突筋の緊張

 

【経過と内容】

初回の施術しかしていないものの、初回のアジャストメントでほとんどの諸症状は解消した。上部頸椎サブラクセーションにもとずくTMJ(顎関節)のゆがみと、ストレスによる食いしばりによるTMJ(顎関節のゆがみ)がみられたが「体のバランス」を整えることで上部頸椎サブラクセーションによるゆがみは解消して、食いしばりによるTMJ(顎関節のゆがみ)は直接アジャストメントを加えることで解消した。

1回の施術でかなりの効果はみられたものの、「日常生活のストレス」や「精神的なストレス」によりサブラクセーションが誘発されるたメンテナンスへと移行した。

 

【考   察】

もともとお仕事により一日8時間ほど、「座りつづける」がつづいており骨盤サブラクセーションを誘発することで「体のバランス」がゆがんでいた。腰や首などは副交感神経領域になるため、骨盤サブラクセーションをもとに交感神経優位な状態がつづき「胃腸のはたらき」にも悪影響をおよぼし、分泌物が過剰になることで鼻炎やお腹のゆるさにつながっていた。

また慢性的な骨盤サブラクセーションの補正として、上部頸椎でバランスをとるようになりTMJ(顎関節症)や肩関節にも悪影響をおよぼぼしていた。また「精神的なストレス」によるTMJ(顎関節症)をおこしていたことから、今回のサブラクセーションは「体のバランス」が乱れたところに「精神的なストレス」が重なりさらに症状を悪化させていた。

体のバランスを整えてサブラクセーションを解消することで、つらい健康問題は根本から解消していった。

TMJ(顎関節症)

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井康徳 監修)

 
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